【ストレス】発散じゃなくて減らす方向で考えたほうが楽だよね
どうも音又です。
今回は
「最近ストレスが溜まっててしんどい…」
「効果的なストレス発散の方法がわからない…」
という悩みを持っている人に向けて書いてみたいと思います。
ストレスっていうのはなかなか付き合い方が難しいですよね。
僕自身、かなりストレスが溜まりやすい性格なので過去にはストレス過多で自殺しかけた経験すらあります。(警察沙汰になりました…)
そういう状態にならない為にも今回はストレスの発散方法から一歩踏み出して、そのストレスの原因を根本的に解決させるという方向性で、向き合い方などについて話していきますね。
ストレスは発散じゃなくて減らす方向で考えた方が"楽"
では早速なのですが、結論から言うと
ストレスは発散じゃなくて減らす方向で考えたほうが圧倒的に楽です。
タイトルや見出しでも何度も言っていますね。
ではなぜその方が楽なのか理由を挙げてみると
- 仮に発散出来ていても根本的な解決にはなっていないから
- 本当に酷いと何をやっても発散できないレベルになるから
こんな感じです。
『仮に発散出来ていても根本的な解決になっていないから』
これはよく考えてみればわかることなのですが、
例えばこういうことがあったとします。
家の屋根が雨漏りしてたとします。
雨漏りしていると床や家具が濡れてしまうので、とりあえず一時的な解決方法としてバケツを置いておくことにしました。
こういう場合って、バケツを置くというのは一時的な解決にはなっていますが、
バケツも水が溢れてしまえばこぼれますし、
もっというと雨漏りっていうのは屋根の腐食が原因だったりするので、
放っておけばどんどん酷くなって範囲も広がってきたりします。
みたいな感じで結局根本的な「屋根が雨漏りしてしまう状態」を解決していないので結果として別の弊害が生まれてしまってますよね。
ストレスも同じだと思います。
仮に例えば仕事のストレス発散の為に「週一でキャンプに行ってます!」みたいな人がいたとして、
この人は確かにこの『キャンプに行って自然に触れること』でストレス解消が出来ていますが、
仕事が忙しくなって一時期このキャンプに行く時間すら取れなくなってしまいました。
こうなった場合、多分この人はどんどんストレスや疲れが溜まってきてしまいますよね?
そして恐らくですが疲れすぎると行くことすらしんどくなって、
いつのまにか時間があったとしてもそういうのに行かなくなっちゃうと思います。
みたいな感じで結局「ストレスが溜まるような仕事」というそもそもの問題を解決していないので一度リズムや習慣が狂ってしまうと一気に崩れ落ちてしまうんですよね。
ちなみにこれは僕の実体験だったりもします。
僕の場合はキャンプではなくゲームやランニングとかでしたが。
『本当に酷いと何をやっても発散できないレベルになるから』
これも意外と自分じゃ気づきにくいんですけど、
本当にやばい状態まで行ってしまうと、もうストレス発散とかそんな一時的なものでは解決できない状態になるんですよね。
例えばさっきと同じ例を使うとすれば、
ストレス発散としてキャンプをしていて最初はそれでも問題なかったが、
段々キャンプをしている最中にも仕事のことを考えるようになってなんかスッキリしない状態のままそのキャンプを終えて家に帰る。
みたいなことが増えてきた。
って感じの状態ですね。
これがどんどん酷くなっていくと
「なんか最近趣味が楽しくない…」
「何をやっても面白くない…」
みたいな状態になっていきます。
もし今これを読んでいて思い当たる点があるのならばちょっとやばいと思ったほうがいいと思います。
これも最初は「なんか調子でないなぁ」くらいなので結構気づきにくいんですよね。
解決策は?→根本的な解決を先に行うだけ
ここまで読んでいくとなんとなく察しのついた人もいるかと思いますが、
解決策としては
『変なプライドは捨てて、根本的な解決を先に行う』
これだけです。
例えば
会社が辛い→辞める・転職する
周りの人間がウザい→知ってる人がいない場所に引っ越す
みたいな感じです。
とこんな感じで書くと恐らく大体の人が
「そんな簡単に仕事を辞めたり引っ越したりできないよ!」
と思うかもしれませんね。
ここで『変なプライドは捨てて』って部分が出てきます。
そう思う時って大抵はやろうと思えば実行できることですが
「仕事辞めたら周りにどう思われるかわからないし…」
とか
「知り合いが1人もいなくなるの怖いし…」
みたいな変なブレーキを自分にかけちゃってることが多いんですよね。
これって確かに『何か行動をする前によく考える』みたいな点ではいいことかもしれませんが、
ストレスや疲れが絡んでる時に限ってはあまり無理しないほうがいいんじゃないかと思います。
ぶっちゃけ
『仕事をやめたことで誰かに何かを言われる』
とか
『知り合いが1人もいなくなる』
とかよりも
自分にブレーキをかけ続けて、無理をし続けた結果
『精神的に崩壊してなにもできなくなる』
『生きる気力がなくなる』
みたいな状況のほうがよっぽど恐怖ですよ。こんな生き地獄はありません。
実際に自殺一歩手前まで行った僕がいうのでこれは割とガチだと思います。
なので、本当にストレスで辛いような状態であれば周りがどうとかは気にせずに思い切って行動をした方がこの先のことを考えるといいんじゃないかと思います。
自分を変えずにストレスの原因を変えることはできないの?
ここまでストレスを発散するというより積極的にストレスを減らしていく方がいいということを書いてきましたが、
ここで
「根本的に解決する方法として、自分や自分の環境を変えたほうがいいことはわかったけど、
じゃあ逆にストレスの原因となるモノや人の方を変えてやるっていうのは出来ないの?」
みたいに思った人もいるかと思いますので、そちらについても触れてみます。
まず結論から言うと
『場合によっては変えられるが、原因が人間の場合は難しい』です。
これも例を出して説明してみますが、
例えば「パソコンのマウスが使いにくい」といった問題があったとします。
この場合の原因は"マウス"なので、それを別のモノに変えたりすることで原因を解決できるかもしれませんね。
ただ次に「上司がウザい」といった問題があったとします。
この場合はマウスのように「とりあえず別のに交換!」とはいきませんよね?
その上司は多分人間なので"性格"や"上司という立場"を自分がどうこうして変えるのはなかなか難しいことだと思います。
たとえそうやって自分以外の周りを変えようとしたとしても、それには相当の努力や苦労が必要になると思うので結果として余計に疲れてしまうという状態にもなりかねません。
現実でこういうことをやっている人がいました。
まわりをかえたい
↓
簡単に変わらない
↓
思い通りにいかない
↓
ストレスが溜まる
↓
以下ループ
この人に救いはあると思いますか?
酷いことを言っているように思うかもしれませんが、僕は正直この人が救われる可能性はかなり低いと思います。
こんな感じで周りを変えるのは非常に大変で、たとえやろうとしたとしても結局自分が潰れかねないので、
そんなリスクを背負うくらいなら自分が変わるほうが圧倒的に楽だと思います。
"自分大好き"で生きることは悪ではない
ここまで書くと中には
「嫌だから辞めるとか、自分が使いにくいからモノを変えるとか。自分中心でしか物事を考えて無くない?ワガママじゃない?」
と思う人もいるかと思います。
ただ、これに関しては
『自分大好きで生きたほうが人生は楽になる』ので全く問題ないと思います。
実際に僕がそうだったのですが、
僕って元々『自分よりも周りのことばかりに気を遣う性格』だったので、
何かあるたびに「可哀想そうだな…助けてあげよう」とか
「嫌な思いしてないかな…相談に乗ってあげよう」とか考えちゃってたんですよね。
ある程度自分に余裕がある人なら別にこのままでもいいと思うんですけど、
僕の場合って、大して自分に余裕があるわけでもないのに周りのことばっかり考えてたんですよね。
なので最終的に自殺をしようとする状態まで落ち込んでしまいました。
それからいろいろ考えて、どこかのタイミングで逆に
『もう開き直ろう!世のため人のために生きなくていいじゃん!』
『自分が幸せなら大満足だよね!僕は僕でやるのでみんなはみんなで頑張ってね!』
っていう考え方に切り替えたんですよ。
要は圧倒的なクズ思考に転換したわけです。
でもそしたら今までと比べてめちゃくちゃ楽観的に物事を見たり考えたり出来るようになったんですよね。
なので考えすぎてストレスが溜まるようであれば"自分大好き"で自己中心な生き方に切り替えると、
めちゃくちゃ余裕が出てくるんじゃないかと思うので、オススメです。
おわり
ということで今回は『ストレスは発散じゃなくて減らすほうが楽だ』というテーマで、
ストレスや、周りの環境との向き合い方についていろいろ書いてみました。
あくまで個人的な見解も含まれているので、参考程度にして貰えればなと思うのですが、
僕自身ものすごく辛い時期があったので、この記事がそういった人にとって少しでもいい方向に進むためのキッカケになればなと思います。
では今回はこの辺で。さいなら。